魚は側線があって、それを感知している?果たして、それは正しいのでしょうか。
側線に対して水流が多くなれば、情報量が多くなる?
ノイズが入るのでは?
今回はドイツのボン大学の研究から、魚は水の中でどんな風に感じているのか?を考察しルアー選択の考えの一助にしたいと思います。
・論文から考察しています。
・ドイツのボン大学より翻訳・意訳してます。
論文による発表ですので権威性は保たれているのではないかと思います。
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論文による側線の情報処理について
まとめると、魚は特定の感覚器官の構造のおかげで水の振動(ノイズ:いらない情報)を最小限に抑えていることが分かった。
この、感覚器官の一つが側線です。
側線は、魚の体中に張り巡らせてあり、自分の泳いだ道や、獲物、同種の魚、捕食者を感じ取っている。
感覚器の特徴とは
この感覚器には二種類の特徴があります
- 小さな突起状のもの
- 小さな溝になっている
現代におけるこの二種類がどのように働いているのか、明確な役割は判明していません。
超リアルな模型を使ったシミュレーションにて確認
超精巧な魚の模型を使って3次元的なシミュレーションを行った分かった結果、魚の感覚器官の溝が、水中の流れから起こる振動(ノイズ)を軽減していることがわかりました。
論文をまとめる
魚にとって、側線はとても重要な器官。
感覚器官の直径の大きさによって、異なる水の振動を感じ散ることができ正確に環境を把握できる。
これら特徴をルアーゲームに当てはめると
魚が感じて、ものすごいスピードで泳いでいる時は、目を使わずに側線の感覚を使って、岩などの障害物に当たらず泳いでいる。
・ベイトが泳ぐ時と同じような振動を起こす
・違和感を感じさせないようにルアーを動かす
ベイトと同じ動きをするルアーを見極めることがルアー釣りが上手くなる秘訣なんじゃないかなと思います。
この実績を上げているルアーは、捕食されるベイトを非常によく模しているように思います。
やはり、実績があるルアーは、それだけの働き・動きをしてくれているんですね。
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