新居海釣り公園は魚影が非常に多いことで有名です。
そして、伊勢海老が釣れる事もまことしやかに有名。そして、それらを釣ろうとしている人がいたりするのも事実。
様々な方が釣りに来るからこそ、伊勢海老釣りって違法なの?
世知辛い、監視社会になっているからこそ、違法!違法!という言葉がよく聞かれますが、それら疑問を解決します。
・新居海釣り公園を管轄しているのは湖西市です
・湖西市の関係者に電話連絡し確認しました。
・さらに、漁業関係者へのコンタクトもとり確認しました。
噂レベルの違法!合法!と、地元ルールではなく関係者に確認したので信憑性はかなり高いかと思います。
確認したのは2018年度の事ですので変更があるかもしれません。絶対の安心を得たい方は各種関係者に連絡することをオススメします。
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結論から言って伊勢海老を採取することは禁止です。
また、伊勢海老釣り!ではなく、普通の魚釣りの釣り方で伊勢海老が釣れてしまった場合でも、採取に該当し違法になります。
伊勢海老を採取することは違法で、処罰の対象になります。罰金、刑罰となかなか重い罪になるので、釣れたとしてもリリースするのが賢明です。
伊勢海老釣りの仕掛け釣り具屋さんにも売っており、合法とされている地域もあるそうですが、新居海釣り公園近辺は禁止です。お待ちがいないように。
バレないだろうと思われる方もいますが、短い竿に針の多い仕掛けは非常に特徴的。釣り人でも分かる程度では漁業関係、取り締まりをしている方からすれば一目瞭然。
実際に捕まった人もいると聞いたこともあります。伊勢海老については釣らない、逃すことが絶対です。
しかし、新居海釣り公園での楽しみ方の一つ「エビすくい」は合法です。方法を具体的にお伝えします。
エビすくい!?その楽しみ方とは
新居海釣り公園では特殊の地形から釣りの仕方にも特徴があります。
早い潮の流れを考えた釣りが望まれます。
そして自分の釣りたい仕掛け、条件によっては釣りまでの時間を待たなくてはならないこともあります。
そんな新居海釣り公園に通っているベテランの方には、釣りをしていない時間も楽しみ方を知っています。
その楽しみ方が「エビすくい」なんです。
海面を眺めていると車海老が流れてきます。「高級食材、車海老」
▲画像はロブスター 注イメージです
エビすくいとは車海老をゲットすることです。網を持って獲物をとるような子供心をくすぐり、満足度もとってもある、エビすくい。その魅力と方法を詳しくお伝えします。
エビすくいの魅力
新居海釣り公園では潮汐の関係で潮が早く、大潮の下げのタイミングなど条件が重なると釣りにならない時間帯が存在します。
そのタイミングをずらして釣りに行ければ良いですが、様々な複合的な要素が合間って必ずしもタイミングよく釣りに行けるとも限りません。
釣りにならないそんなタイミング、釣りがしにくいそんなタイミング、魚の活性が低くて思うような釣果が得られない時、置き竿をしていてアタリを待っている間、そんなタイミング全てでエビすくいができてしまいます。
そして、得られるエビは車海老。
食べてもよし、超高級餌として使うのもまたそれも良し。
ほら、とっても魅力的でしょ?
- 釣りがしにくいタイミングで遊べる
- アタリ待ちでもできる
- 車海老という高級食材をゲットできる
※注 8cm以下の車海老を採ることは条例で禁止されています。
エビすくいの条件とは?
新居海釣り公園でできるエビすくいがとっても魅力的であることは伝わったかと思います。
新居海釣り公園では複合的な要素で潮が動いているので、読みにくいですが、その中でもエビすくいが成立しやすい条件はあります。
それら条件をまとめてます。
エビすくいが成立する条件
- 夜 あるいは日が昇る直前
- 下げ潮(潮が引いていくタイミング)
- 濁りがない
これら条件が重なる時、エビすくいができます。
車海老が浜名湖上流から流れてきます。
その流れてきたエビをタモですくってゲット!というのがエビすくい。
上流から流れてくる車海老をゲットするため、下げ潮の方が最も効率的。
最も潮止まりだったり上げ潮であっても、泳いでくる事もありますが、経験的に流されてくる車海老をゲットするのが最も効率的です。
これらの条件が重なっている時はエビすくいが成立しますが、私なりの更なる条件も残しておきます
・大潮は避ける(潮が早すぎてすくいにくい。)中潮、小潮がベスト。
・平日(人が少ない方がトラブルになりにくい。)
・時期は夏(6月から9月が最盛期)
お昼の太陽が昇っているタイミングではいない
新居海釣り公園に通って、数年になります。
昼でも夜でも行ってみました。
結果としてお昼で見かけたことがありません。たった1度か2度泳いでいるのを見たことがありますが、その程度ではいないと断言しても良いでしょう。
その1度か2度のタイミングを狙ったエビすくいは非効率。
エビの活動のタイミングなどにもよるのでしょうが、エビすくいをしたい!と思って行くのなら必ず夜が良いです。
夜は絶対条件。さらに下げ潮で狙うのが効率的
新居海釣り公園より北上したところ、浜名湖に生息域を持っているようです。そして、引き潮のタイミングで流されてくるらしいです。
なので、日が落ちてから下げ潮のタイミングで狙うのが効率的です。
大潮だってすくえますよ、但し付きで
私的のベストの潮は大潮はさけ中潮、小潮であると伝えました。
大潮であるとエビが流されてこないなんてことはありません。
大潮の方がむしろ流されてくるエビはたくさんいるかと思います。流されてくる個体が多いのに大潮を避けているのは訳があります。
大潮、かつ下げ潮となると浜名湖もとい新居海釣り公園での潮は川に見間違うほどに非常に流れが速くなります。
その速い流れの中、個体を発見してもすくう前に流されてしまうことの方が圧倒的に多いのです。
暗闇の中個体を発見できたとしても、すくえないのでは不完全燃焼。
こんな人なら大潮の方がゲットできるんじゃないでしょうか
- 屈強
- 反射神経めちゃいい
- タフマン
自信がある方、挑んでみると楽しいかもしれませんね。
エビすくいをするのに必須な道具!
エビをすくいに必須な道具をご案内します。
必要なのは「網、タモの柄(え)、ヘッドライト」です。
魚釣りをするに方はすでに持っている方も多いと思います。特に追加で必要なものはないかと思います。エビすくいはとっても、敷居が低いですよね。
しかし、道具選びに3点注意が必要です。あなたの道具はこの3点クリアしていますでしょうか?
- タモの柄(え)は5m以内
- 網はラバー製は不適切
- 網の編み目は細いもの
これら3点クリアしているとエビすくいが楽しめるかと思います。これら3点クリアしておいた方がいいよ!って訳、お伝えします。
タモと網さえあれば楽しむことができますが、これら3点はクリアしておいた方がベターです。
というのも、車海老が流されてくる範囲は広大です。手元に流されてくることもありますし、目視できるギリギリで流されてくることもあります。体力、現実的に5m以内の個体しかすくえないです。タモが長くなればなるほど、タモの破損のリスクも高まります。つまり5m以内の個体を狙うのが効率的かと考えます。
網がラバー製では重量が重くなり、取り回しがしにくくなります。少しでも軽量!これが大事。
編み目が細かい。せっかくすくえたのに網が大きく逃げてしまうのは避けたいですよね。
といったわけで3点はクリアしておいたほうがエビすくいが楽しめるかと思います。是非、クリアしておいたほうがいいですね。
これら実際に使っている商品です。
普通に魚釣りの時の網としても使えているので、用意しておいて損はありません。
これら全てコンパクトにまとまるので邪魔にもなりません。
持っていない方は是非ご用意くださいませ。
ヘッドライトのオススメ
常夜灯でもごく手元であれば目視することもできますが、はっきり言って非効率です。
釣りもされる方ならヘッドライトはお持ちの方が多いかと思いますが、まだ持ってない方、これを気にヘッドライトを買っておいたほうが楽しめます。
もちろん、手持ちのライトでも楽しめますが両手が自由になるのはとっても便利です。何千円もする代物ではありませんので快適な釣り、エビすくいをするための初期投資として用意しておくことをお勧めします。
私が使っているのはヘッドウォーズX 999H。
釣りで手元を照らすだけならここまで協力じゃなくても良いかもしれませんが、強力であることで集魚効果もあるので少しでも強力なのがオススメです。
探し方と楽しみ方
道具も揃えた、条件も分かった。ではどうやって探したらいいの?
こういった疑問にお答えします。
海面を探す。
以上です。
海面を探す、それだけで車海老が流れてくるのが分かります。それはもう明白に。ちょっとコツとしたら目がキラリと光るのを頼りにすると発見しやすいです。
またエビすくいをしている時にドキドキ、楽しめる別の方法があります。
10分ほど海面を照らし続けます。すると明かりにプランクトンがよってきます。そのプランクトンは見えませんが、そのプランクトンを追って様々な子魚が群れきます。その群れているのを楽しいのですが、子魚を追って大型魚の姿を見ることができます。大型魚が子魚を追っている姿を見るのは興奮もの。しかも2mとかごく手前でナブラが立つのでとっても興奮します
ちなみに、プランクトンによってきた小魚はすくうこともできちゃいます。
夜で動きが緩慢だからなのか、警戒心が薄いからなのか、そういった子魚すくいをするのも童心に戻ったようでとっても楽しいです。
ここまで読んでくださってくれた方に注意
エビすくいはとっても楽しく、魚釣りの合間にもやれたりと魅力がいっぱいではありますが、注意をしなくてはならないことがあります。
※注 8cm以下の車海老を採ることは条例で禁止されています。
処罰の対象になってしまうため、絶対に守らなくてはならないことがあります。
- 8cm以下の車海老はとるな!
- 伊勢海老はとるな!
これらは条例でも禁止されていることですが、悲しい哉、エビすくいはトラブルになる可能性も秘めているので注意をしてください。
また、車海老を採取することは条例で禁止はされていません。が、勘違いをして注意をしてくる人もいます。正義感が強い人といえばそうでしょうが、無知にも関わらず一方的に叱る人もいるのも事実。
灯りをつけると魚もよってきますが、人もよってきます。
釣り場には様々な釣り人がいることをよく理解して楽しむことをお勧めします。
様々な人がいることを知った上でエビすくいを楽しみましょう。
私の基本姿勢は「探し物をしているんだよね」くらいの姿勢で謙虚な姿勢で気持ちは堂々と楽しんでいます。
※注 8cm以下の車海老を採ることは条例で禁止されています。
ブログ村参加しています
こんばんは。
コメント失礼します。
以前ヘッドライトを使いエビすくいをした事があります。
目の細かい網も買いました。
しかしヘッドライトであっても光を照らしてエビを獲る事は密漁であって捕まると聞きやめました。
ヘッドライトなら密漁にならないのでしょうか?
もちろん8㎝以下は獲りません。
大丈夫なら今年からまたエビすくいをしたいです。
夜、チヌを狙いに来てるひとが
この前、ヘッドライトバンバン、水面照らしただのイチャモン付けられてヤられてました。気を付けてください!
そうですね、基本的に水面を照らすのはマナー違反だと嫌がる方が大多数ですので、 迷惑かけぬようにしたいですね。コメントありがとうございます!
いろいろと、役に立ちました。
その車エビすくいをマイボートでしても良いのでしょうか?分かりますようでしたらお願い致します。
マイボートの禁止は言ってませんでした。
ただ、海釣り公園周辺を含み、航路では釣り禁止ですので気をつけたいところですね。