看護師にとって「人工呼吸器」ってなんかよく分からない怖いもの。アラームなるし、どうしたらいいかも分かんないし不安な存在って、イメージありませんか?
英語がいっぱいで何をさしているのかも分からないし、ここから呼吸状態のアセスメントをする!なんて無理無理!何がどうなっているのかも分からない。
この記事を読むことで人工呼吸器の苦手を解決できる内容になっています。なんとなく、苦手意識を持っているかたは「なんだ、そんなもんか」と理解の手助けになるかと思います。必読です。
・救急センター配属され、ICU看護師として勤務。
・人工呼吸器学習会を累計10回は超えています。
・学習会では評判を得て多部署からも、学習会の依頼を受けています。
・同じ学習方法を後輩へ指導、伝達し、その看護師も呼吸器についての苦手は払拭され周囲からも認められています
アウトプットしている回数としてはまずまずではないでしょうか。
院内での個人での活動としては十分、信憑性を得ているかと思います。学習の参考にしてください。
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Contents
超おすすめ学習する本とその順番
学習をするのにあたり、ステップアップが必要であると考えています。
初めから、専門書は読めないように、学ぶためには順番をもって学習することが大事だと考えています。
専門書であれば全てが網羅できているとも言えますが、難解な言葉、イメージがしにくい専門語、それらをひっくるめて一冊で理解するのは困難であることが圧倒的です。
よくある失敗としては、勉強するつもりで本は買ったものの、内容が高度で読むのをやめてしまう。
せっかく学習する気があったのにも関わらず、内容を理解できないばかりが、もっと苦手意識を持ってしまう。これだけは避けなくてはなりません。
そういった意味で、学習する順番はとても大事です。
人工呼吸器の学習方法「第一の本」
看護師さんがまず初めに人工呼吸器の学習をするための本はこちら
▲世界でいちばん愉快に人工呼吸管理がわかる本:ナース・研修医のための
救急・集中ケア・呼吸器関連配属された看護師がこれから学ぼう!とおもったあなたに入門書として非常におススメです。
著作権の問題から中までお見せできないのは残念ですが、
会話形式で進む内容、研修医、医師がどんな視点で人工呼吸器設定を考えているのか実際の場面もこんな感じだとイメージがしやすいです。
人工呼吸器に関連する、難しい英語、言葉の意味を会話形式でかつ、イメージがしやすい表現で話が進みます。
本を読むだけで概要がしっかりと分かり、次の学習本の基礎知識になりえます。
学習時間は1時間程度で読み終えることができるかと思います。
今でも人工呼吸器たるやを勉強しなおそうと思うと、これを読み直します。
一冊で人工呼吸器の全てを理解することはできません。
しかし、苦手意識を払拭し、学習意欲を継続することのできる本として、非常に優れています。
いちばん最初に学習をしようと思えば、まずはこれから。
なまじ、この一冊、1時間の学習で人工呼吸器について一気にステップアップできます。
まだ、人工呼吸器に苦手意識がある、まだ学習をしていない。
初心者、新人、はじめのステップにいるという自覚があるなら、絶対この本から読むべきです。
・めちゃくちゃ分かりやすいじゃないですか!
・こんなことなら早く読んでおけばよかった!
・こういう本を読んでるから呼吸器に詳しかったんだ!
・教えてくれるの上手だなって思ってたら、この本に書いてあることばっかりじゃないですか!w
私がこの本を読んで学習したことを、そのままアウトプットしていたことがバレちゃいました。
初級者に該当する人ならこの本を読んでおくことで理解に繋がります。
そして、読みやすいので挫折しません。途中で読まなくなることもあり得ません。すごい、濃い内容をギュッと絞ってくれているから。
人工呼吸器学習の第2の本
先ほどの一冊を読むことで人工呼吸器の概要について理解が深まり、苦手意識はある程度払拭できているはずです。
この第2の本からが本格的な学習。
忍耐と、集中も伴いますが、先ほどの本を読んだ後ならば、イメージがしやすく理解ができるようになっているはずです。
そして、この段階をクリアすることで研修医をも超えます。この段階を超えると、「人工呼吸器なら私に任せて」と自信が付くでしょう。
院内でもこのレベルに達している看護師はほぼ皆無。研修医以上。一般医師と同程度、呼吸器医師以下のレベルです。
看護師としてここまで理解していれば、十分だと思います。
自信を持ってウィーングできる看護師さんいませんよね?ここまで理解できれば、ある程度分かって呼吸器管理ができる言えるようになります。つまりは、これ以上を求められる病院は、日本でも数少ないんじゃないでしょうか。
▲Dr竜馬の病態で考える人工呼吸管理
簡潔・明瞭で分かりやすい言葉で綴られている。
第1の本に比べれば難易度はグッと増すが、この本を読みきれば人工呼吸器管理に苦手いしきは確実に払拭できる。
もとい、理解していない医師の設定にイラ付けるほどになりえます。
ウィーニングできるのは医師冥利に尽きるんだろう、ここまで学習ができると呼吸器管理できる人を羨ましく思うほど。
- 呼吸管理に自信がつきます
- 呼吸器に不慣れな医師から頼りにされます
- 病棟内においても、知識的に一目を置かれます
- 先輩看護師として自信がつき、後輩指導も余裕でできます。
ここまで学習ができてしまえば、呼吸器管理における自信が持てるかと思います。
デメリットとしては看護師であることの不甲斐なさを痛感してしまう。
人工呼吸器学習の第3の本
Dr竜馬の病態で考える人工呼吸管理で呼吸器についての理解が深まり自信も持てるはず。そして、院内でもトップレベルで考えることができるようにもなっているはずです。
さらに、学習を深めたい、高みを目指したいという勉強熱心なあなたにはこちら。
▲人工呼吸に生かす!呼吸生理が分かる!好きになる!
人工呼吸器の学習の、知識が系統づけて理解できるようになります。
複雑で理解しがたい生理学がこんなにもわかりやすいのはこの本ならでは。
知識の関連ができれば鬼に金棒。指導、医師との連携にも一役以上に買う知識になります。
- 医師に相談というなの指示が出せます
- 医師と同等のレベルで呼吸器管理について、相談・方向性を考えられます
- 認定看護師、特定行為看護師などキャリアアップについて深く考えるきっかけに繋がります
ここまで学習ができたなら一般的な看護師の領域を大きく逸脱しています。知識があって困ることもありませんが、十分すぎるほどでしょう。
全ての段階の学習時間は1ヶ月
本を深く読み、理解しながら進んでいくとなると1ヶ月程度は必要かと思います。
臨床家である看護師さんは、日々の業務に加え、雑務をこなしているため。
初めての人工呼吸学習を真面目に取り組んだとして臨床の看護師さんであれば、ここまで第3段階までの学習時間は仕事をしながら、雑務をこなしながらなので1ヶ月程度はかかるかと思います。
ですが、ここまで学習ができていれば確実に自信につながるためぜひ達成して欲しいところです。
絶対買って読んでおけばソンなし。
ここまで読んでくださった看護師さんは、しっかりと学習を深めたいと願っている真面目な方です。
学習する気があり、学ぶ姿勢があるあなただからこそ、この本をリコメンドします。
▲Dr力丸 世界でいちばん血液ガスが分かる本
人工呼吸器を学習し、現場で使える知識とするためには血液ガスについての知識も必要不可欠です。
人工呼吸器が理解できたとしても、評価をするための一つのツール「血液ガス」の知識がなければ評価することもままならないためです。
血液ガスデータを理解するための第一ステップとしてこの本を購入することを勧めます。
臨床で使えるできる看護師になるためには、人工呼吸についての理解に加え、血液ガスの知識の2セットが必要不可欠です。
最低限の知識を得るために、この本も確実に読んでおくことをオススメします。
二冊買っても全然安い!
どこかの講演会に行って学習を深めるのも良いですが、講演会は「分かりやすくする」ことを念頭に置いています。
分かりやすくなければ、評判は落ち、参加者も落ちるためです。
講演会に参加することで、その場は理解したとしても実戦で使えることはまずあり得ません。
何故ならば、それは教えてもらっただけだから。
あなたが望んでいるのは実際に使える知識。ですよね?
実際に使える知識を得るために、たった数千円の投資は惜しくないと思います。
もちろん、講演会・学習会を受講するのももちろん学びはあると思いますが、自信につなげ自分の学習にするためには主体的な学習が必要です。
そして、主体的な学習ののちアウトプットする機会を自ら儲けることが学習深度を深めることになります。
このページにたどり着くことのできた、学習意欲に満ち溢れているあなただからこそ、この二冊だけは是非読んで欲しいと思います。
それであなたの自信につながり、学習欲が続きます。
あなたの発展を心から願っております。騙されたと思って読んでみてください。
効果的な学習、理解を深める最も深めることは人に教え、伝達することである先行研究からも明らかに分かっています。アウトプットするために部署内の学習会、後輩指導に、勉強を教えてあげる学習会をすることを強くオススメします。
ちなみに力丸Drはユーチューブもやっています。
様々な学習方法がある中で、Dr力丸はユーチューブでも人工呼吸についてアップしています。
内容はとても理解しやすい内容になっているため講義的な学習が最もあっていると感じる方はそちらもありかもしれません。
どんな学習でも大事なことは「アウトプットする」ことです。
実践場面において学んだことを、ちょろっと誰かに披露するようにしましょう。本当に自分の知識として定着して行くわけですから。
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