【看護師】心電図検定の難易度と勉強をどれくらいしたか

2019年度で第5回心電図検定となります。

日本不整脈心電図学会が行っています。

いざ、検定試験を受けよう!って思ってもどれくらいの難易度でどれくらい学習をしたら良いのか分からないんじゃないでしょうか。

心電図検定…。

みんなどれくらい勉強しているの?難易度は?どう勉強したらいい?

 

私の体験を踏まえ、後輩たちに少しでも参考になればと思いここに残します。

この記事の信憑性

・私は現役看護師です

・第3回心電図検定に受験し見事、心電図検定3級に合格

実際に受験した私が書く記事ですのでかなり信頼性あるんじゃないかなと思います。

受験に必要な学習期間

心電図検定を受験するにあたって、まず「どれくらいやればいいんだろう?」ではないでしょうか。

このページを見ていると言うことは受験する気はあるはずです。

個人のレベルの差はあるにしても、ある程度の目安をお伝えできればな、と思います。

ズバリ、お伝えします。

心電図検定合格への必要な学習期間

元々のレベル、経験にも寄ってくるかと思いますが、「合格」を目的とした学習期間は1ヶ月は必要です。

 

この1ヶ月と言うのは、日々の学習時間が0分の時もあれば、休みの時は半日くらいは学習できると中での期間です。

平均して、一日30分〜の学習ができる前提で1ヶ月もあれば、心電図検定に「合格」することは可能かなと思います。

「合格」することだけが全てではない

心電図検定を合格することで現物として得られるものは合格認定賞状とバッチです。

施設によっては、こういった賞状などで給料に換算されるところもあるかもしれません。

しかし、

心電図検定で得られる最も大きなものは「心電図に対する自信が持てる。」こと。

今まで不安で、なんだか良く分からない心電図がアセスメントにも役にたつ結構便利なものに変わることです。

心電図が「自信を持ってわかると言うことは」強いては、患者にとってより正確で、より安全で、よりスペシャリストの医療を提供できると言うこと。

もっと言うと、「自己成長」につながると言うもの

そういった意味では「合格」を目指すだけの学習よりも自分に自信をもて、今後の人生を豊かにするためにしっかりと学んだ方が良いんじゃないかなと思います。

そういった自己成長を伴う学習期間というなら最低3ヶ月ほどは必要なんじゃないかなって思います。

 

受験対策について、参考資料について詳しくお伝えする前に、学習を始める前の、心電図検定を受ける前の私のレベルを知ってもらえると参考になるかと思います。

(自分で言うのもなんですが、結構低ーいレベルから学習を開始しています。)

心電図検定を受ける「前」の私のレベルと周囲の環境

私が心電図検定を受けようかなって思ったのは「心電図が超苦手」だったからです。

部署異動の際に奮起しました。

「(勉強したことないけど)わけ分かんない心電図。このまま放置し続けるのもヤバイよね。どっかでやるしかないなら、ヤバさを実感している今だ」

 

 

こんな感じでした。

部署異動した際に、みんな心電図が読めて、あーだこーだと話し合っていて置いてかれている感が満載でした。

そこで学習を決めました。

病棟だったり、一般診療科だったり、診療所だったり。

普通、看護師が心電図読める必要なんてなくて、「致死的不整脈が分かる」が一般的なレベルじゃないかなぁ(言い訳)。

でも、実際「本当にやばい」心電図波形はモニターがびっくりする音で教えてくれるんだもん。

 

今の私は、いわゆる「できる先輩」と同等くらいには話ができるようになりました

私のレベル

そんな私が奮起する前の心電図で知っている言葉は「VPC」、「VT」、「VF」だけです。

そんな言葉もよく聞くから知っているってだけで、どのような状態がそれに該当するのか良くわかっていませんでした。

モニターに「VPC」って出るからカルテに「VPCあり」って書いてあるだけってレベルです。

今考えると恐ろしい看護師でした・・・。

でも、心電図について学習してこなかった看護師さんってこんくらいの人結構多いんじゃないでしょうか。

周囲の環境

私が所属する病院はいわゆる中規模の病院。病床数は500〜1000までのザ中規模。

そして、周囲のレベルはというと私の知識に毛の生えた程度です。もちろんICUスタッフは、もう少し知っているっていう程度。

病棟スタッフは忙しすぎて心電図変化を見て取れるほどに、モニター見ていないんですね。アラームが鳴った時にチョロっと見る程度。そんな中なので、心電図の学習が遅れがちな状態です。

ちなみに、循環器専門病院から就職してきた「うちの病院の看護師で最も心電図に詳しい人」と仲良くなり一緒に同じ時期に心電図検定を受験しました。

結果、心電図検定2級合格!(当時は1級が初めて発足された年で、1級に関する情報ゼロ。過去問もゼロ。)過去問ありつつも勉強できるのは2級が最上級でした。

受験直後の感想を聞くと多分合格したけど、マジ多分。6割はとったはず。8割はとっていると…信じたい…信じている。

って感想でした。

ですので、循環器専門の病院で働いていた看護師が勉強をして受かるのはこの辺かなとも思います。

心電図検定2級の学習の際に分かんない問題に循環器専門医に聞いたところ「う〜ん、分かりにくいけどコレがそれだねぇ。臨床でほとんどないねぇ」とのこと。

循環器専門医が心電図検定を受けるとしたら2級くらいは勉強せずとも余裕で取れそうな印象でした。

学習方法

結論から言って、心電図検定公式問題集&ガイドを購入することは必須です。

まずは内容を学習し、今の自分の状態とすり合わせるように学習をしていきましょう。

突き詰めていくと心電図を読むことは、私の感覚では2点

  • 正常な心電図との間違え探しをする。
  • 不整脈の定義に則り、不整脈の種類を分類する

この手順が心電図を読むポイントかなと思います。

学習の手順

学習の手順は私なりには3STEPかと思っています。

1.心電図検定公式問題集を解き、自分の状態を知る

2.正常を学ぶ

3.不整脈を学ぶ

この3つのステップを持って学習を深めるのが良いかと思います。

正常が分からなければ、異常も分からないのでまずは正常がなんたるかを学習するのが良いでしょう。

ぶっちゃけると、間違え探しの感覚にも近いので「見慣れれば正常がわかっていなくともアレなんか変」でも気付けちゃいます。

根拠を持つことももちろん大事ですが、アレなんか変わってのも結構重要な感覚です。

とにもかくにも、解きまくり慣れていくのがよきですね。

12誘導が読めるのは当たり前。読み方の復習をとにかく行う。

特殊な疾患の心電図を覚える。

こんな感じです。

学習に使ったアレコレ

コレはもはや必携。コレがないと始まりません。

問題の傾向、雰囲気も分かりませんし、学習の糸口すら掴めません。概要を知るためにも確実に購入が必要です。

というより、コレを買わなくても受験できる、合格できる自信がお持ちなら心電図検定受ける意味すらない人なんじゃないの?(循環器専門医とか)

心電図パーフェクトマニュアル

正常から異常、不整脈の定義と詳しく網羅されています。心電図検定公式ガイドブックよりも、詳しく理解をするために必要です。

私はコレが一番読みやすく、理解しやすいと思います。

書店に行って見やすいものを手にとってみるのもアリかもしれません。複数読んだ結果、コレが最も読みやすかったのでとりあえずの一冊という意味でも購入しておいて損はないです。

DS らくらく心電図 トレーニングDS

らくらく心電図トレーニング

意外と便利です。

本を読んでいる人なら結構簡単に解けちゃいます。学習し始めの人、苦手意識が強い人、気分転換に。

そう行った意味でゲームで勉強するのもアリかなと思います。

慣れが必要な心電図。本ばっかりでは飽きてモチベーションが下がるし継続もしにくいので、そういった意味でDSを使った心電図トレーニングは重宝しました。

 

ではでは、心電図検定試験、受験頑張ってください♪

MEMO
心電図検定に「持ってきていいモノ」の欄にノギスがありますが不要です。2級レベルならなくても全く問題なし。

私はというと3級ですら苦手意識は払拭でき、後輩、同期、先輩からも心電図で結構頼りにされるようになりました。

循環器の先生とも、話すきっかけにもなってきましたし、受験したことは看護師にとって大きな自信につながるきっかけだったかなと思います。

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