アスピリンがなんでインフルエンザに悪いか

なんとなくインフルエンザって聞くとNSAIDs禁止!アスピリンは危ない!

みたいなボンヤリとした知識ありませんか?,

それが私です。ぼんやりした知識でインフルエンザ中はNSAIDsとかは良くない。

ちょっと分かった事もありましたので知識を共有しましょう。

この記事の信憑性

・現役看護師です

・薬理学に関する本で調べました。

・薬剤師に知識が間違っていないか確認しました。

・インフルエンザ脳症を診るのは神経内科医です。現役の神経内科医(学会発表もバンバンしている超できる人)に確認しました。

複数の医療者の話をまとめた記事ですので、信憑性はあるかと思います。

アスピリンがなぜインフルエンザに悪いか

結論から申し上げると「分からない」。

具体的な機序すらも明らかには解明には至っていない。

この病気の背景にはライ症候群と診断に至った歴史から遡ります。

なんと、1929年の最初の論文か発表されてからまだ解明されていないんですね。

今の所分かっているところは疫学的に調査をすると、アスピリン(アセチルサリチル酸))がどうやら脳症を発症する人が多いぞ」注意されたし。

 

といったところになります。

現在のところでは、肝臓のミトコンドリアへの損傷により引き起こされるようです。

脳幹脈での浸透性の変調をもたらし脳浮腫にへと至るのは分かっている模様です。

今でも政令都市の薬剤師さんが研究を発表していましたが、ボルタレン(NSAIDs)座薬も疫学的に、該当しうる可能性があるようです。

まだまだ研究段階の疾患みたいですね。

一般的過程ができる対策

原因究明について解明はされていないものの、ライ症候群(=サリチルサリン酸が引き起こされる脳症)の治療的手段はいくつかあります。

一般的な家庭でお願いしたいところでは「常備薬とか市販薬でも一回飲んだだけでも、病院にかかる時にはモノを持ってくる!」でお願いしたいですね。

早期、原因究明に繋がりますし、早期対応が益をもたらすことは往々にしてあるためです。

 

 

 

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