看護師に必要な「コーチング」スキルとは「聞く能力」

新人看護師の教育を考えないといけない。

異動してきた看護師の指導をしないといけない。

転職者の指導をしなくてはいけない。

看護師は患者の事を考えるのと、同時に、同職者である看護師の指導をする事も大切な業務の一つです。

その指導で困った方、不安な方、多いんじゃないでしょうか。

今回は看護師に必要なコーチングについてお伝えしたいと思います。

看護師に必要な「コーチング」スキルとは「聞く能力」

結論から言って、看護師同士で行われる指導の大事なポイントは「聞く」ことです。

コーチングというと、部活の顧問の先生のようなイメージありませんか?

あれ、実はコーチングとしては相応しくないイメージです。

「ここに整列!次はあれ!」

という、指導!を連想させるイメージのコーチングは現在の教育では推奨されていません。

コーチという指導をする人に反して、指導を受ける人の事をクライアントと呼びます。

今、看護師に求められるコーチングとは「聞く」能力です。

クライアント自らが目標を定め、目標に対して具体的な行動ができるようにすることがコーチングとして優れているか否かを評価できるポイントの一つ。

具体的にいうと、答え・自分の経験・などを語らずに、相手の話を「聞く」ことです。

コーチングをする上で気をつけなくてはならないポイントは4点

  • クライアントの言葉を待つ
  • クライアントの話を自己解釈しない
  • 自分の体験談を語らない
  • 自分の考えを主張しない

まずはこれらを意識して、同僚看護師のコーチングを行ってみてください。

今までと違った形で教育ができるはずです。

クライアントは自分の問題は自分の中で潜在的に感じています。

それらを引き出し、クライアント自らの力で目標を定めてあげるように、話を「聞く」

この聞く力こそが教育に求めらる力なんだと私は学び、実感しております。

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