ボガグリップは素材から違う。オールステンレスなんて当たり前。その中でも別格のステンレス素材。

ボガグリップの剛性が高いのは、その使われている素材。

ステンレスでしょ?

ステンレスだったら、なんでもよくない?

 

 

当然、素材はオールステンレス。この記事を見ることでボガグリップの魅力を素材から改めて実感できるかと思います。欲しくなっちゃいます。

そして、素材の違いを知ることで、もう一つ気になるフィッシュグリップも出て来ちゃいました。紹介します。

ボガグリップに使われているステンレスは超高級品

ステンレスにも種類があり、ステンレス専門業者で市場が形成されている。

実は、その市場から購入できるステンレスは3種類程度とのこと。それら3種類をまとめます。

ステンレスの種類と違い

・SUS301:剛性が高く、硬い。非常に錆びにくい。

・SUS304:食器や調理器具に使われている高級ステンレス

・SUS316:金属アレルギーが出にくく医療機器などに使われる

・SUS430:磁性があり、価格が安い。電気部品に使われる。

ボガグリップに使用されているステンレスはSUS301。高級ステンレス素材に分類され、その中でもかなり高価なタイプ。

SUS301の特性

ボガグリップに使われているSUS301はSUS304からからさらにクロムとニッケルと低減させ炭素を多くして作られます。

SUS304より更に、加工硬化性が大きく、冷間加工により強度を増している。

SUS304の特性

SUS304の方が剛性は低い。反面SUS304は耐食性が高い。

最も市場に流通しているステンレス。加工するのに最も機械的性質が良好。稀に、冷間加工によって磁性が発生することがある。

SUS301、SUS304どちらが良いか

釣りに何を求めるかによって変わって来ますが、より耐食性が強い商品がよければSUS304を使用したフィッシュグリップが好まれるでしょうし、より変形しにくく壊れにくい商品を求めるのならばSUS301です。

SUS301を使用したフィッシュグリップはボガグリップだけ

世界中のフィッシュグリップを探せばその限りではないですが、一般的に購入できるフィッシュグリップで言えば、ボガグリップ一択といって過言ではありません。

SUS301を調達するのは、大きな会社でないと難しい

ボガグリップ一択となるのには必然的な理由があります。それは素材の調達の難易度。

ステンレスは専門販売業者が関与し市場が形成されている。それらの兼ね合いで、メーカーがその都度生産するのである一定以上のロットが必要なようです。

その必要なロットは少なくとも、7t以上

SUS301を調達するのは、なかなか難しそうです。

フィッシュグリップの素材としてのSUS301(ボガグリップ)は

ボガグリップに使われているSUS301は非常に強度があり、耐食性が高い。

そのため、海水腐食を含む、腐食に高い抵抗が必要な刃物にも使われています。だから、ボガグリップは長年ソルトで使ってもビクともせずに、ずっと初期性能を保つことができます。

ただし、代わりに残念な点も

一般的に流通しているSUS304と比較して、SUS301を使用しているボガグリップは重い

詳細スペックは、気になる商品と比較していただければ分かると思いますが、パッとみても重め。

同じサイズでも数十グラム変わるとなると、荷物が多い釣りにおいてはデメリットにもなります。

今時の軽さでないのは残念な点

重さがもたらす恩恵も

持ち運びには不便をきたす、重量ですが、重いおかげでもたらす恩恵もあります。

この重さが、魚を不必要に暴れさせない

SNSが流行っている今の時代、釣った魚を写真に収めるのは当たり前。その撮影の際には、この重さが重宝することになります。

私が懸念するボガグリップの残念ポイント

素材から見ても、かなり魅力的なボカグリップですが、残念ポイントが。

それは、サイズ感がちょっと大きい。

私が購入しようと思っているのは最もサイズが小さい15lbです。しかし、小物メインで釣っている私にとって最も大きいサイズでもランカーシーバス。

圧倒的に多いのは40cm前後のチヌ、フッコです。

となれば、もっとコンパクトで小さくてもいいのです。

ウェーディングをすることを思うとコンパクトであればあるだけありがたい。

そんなコンパクトで剛性があるフィッシュグリップを見つけました。

コンパクトで剛性があるフィッシュグリップの名は「しげグリップ」

ツイッターのフォロワーさんから教えていただきました。

コンパクトかつ剛性があるフィッシュグリップ、その名も「しげグリップ」です。

しげグリップ誕生したのは、私がボガグリップに持つ不安要素と全く同じものです。

ボガグリップに持っていない条件は二つとは

  • ボガグリップはやや大きい
  • 重い

しげグリップは個人が、ボガグリップに持つ不満を解消すべく作られたフィッシュグリップです。

個人で改良を重ね、

ボガグリップよりも軽く、コンパクト。

それでいて剛性も持っている。

というのはとっても魅力的。値段もボガグリップに比較してやや安価でありますが、個人で販売していることを思うと赤字近く(?)で作られているんじゃないかなと予測しています。

しげグリップの素材は

ちなみに、しげグリップもオールステンレス。そのステンレスの素材は前記しました、SUS304です。

ボガグリップと同じSUS301であれば、より良い!ですが、流石に個人販売レベルではSUS301は難しいですね。

ボガグリップとしげグリップの顕著な違い

ボガグリップもしげグリップもフィッシュグリップとしての必要な剛性、丈夫さは兼ね揃えているかと思います。

共通点が多い中、少しでもコンパクトにをテーマに作られているのがしげグリップです。

ボガグリップがあって、しげグリップにないものは2点

  • 重さを測るスケールがボガグリップにはある。
  • グリップが回転し、魚の暴れに対処できる

有名で権威性がある。(購入から一年の保証がある)メーカーっていうところの利点が大きく、魚を掴む以外の機能も持っているのがボガグリップかなと思います。

しげグリップにあって、ボガグリップにないものは2点

  • コンパクト
  • ライトゲームには丁度いい。

日本で暮らす一般的なアングラーが狙う魚の最大サイズはせいぜいランカーと呼ばれる1mに近いシーバスだと思います。

ぶりなどを狙う方もいますが、釣り人が狙う魚種で考えると、ランカーのシーバスがいいところです。

そういった意味で、しげグリップはフィッシュグリップとして必要な機能を必要な分だけ揃えた、シンプルかつ便利性を究極まで考えたフィッシュグリップと言え流かなと思います。

しげグリップは個人販売オンリー!

ほんのちょろっと、店舗にもおいてある「らしい」ですが、基本的に個人HPより購入するしかありません。

「しげグリップ」と検索をかければ見つけることもできるかと思います。

気になる方は、検討してみてはいかがでしょうか。

シンプルで必要十分を兼ね揃えた、実釣に特化したフィッシュグリップである「しげグリップ」も魅力的。昔からの老舗で、超高級素材を使ったボガグリップも魅力的。どちらを買っても幸せになれそうです。

ボガグリップもしげグリップもオールステンレス

オールステンレスだからこそ、使えば使うほどに味が出てきます

色合いがくすんだ灰色になっていくのも、使えば使うほど味が出てくるヘビーデューティーな商品の証。

何十年単位で釣りを支えてくれる商品です。

どちらにしても、一つ買っておけば「無くさない限り」永久的に使うことができます。

どちらの商品もメンテナンスも楽チン(なようです)。

これをきっかけに、覗いてみてはいかがでしょうか。

ネットで買うならアマゾンが一番お買い得です。

BOGA GRIP ボガグリップ ランディングツール 15lbまで

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