看護師も1年、2年と立ってくると学習会を開催するように言われ始めますよね。そこで、どうにか自分で学習を深め、いざ発表だ!と日時に迫ってきたときです。
学習会の準備はできたかな?
資料モチロン、パワーポイントよ?
パワーポイント作るの苦手なんだよね。なんだか、どう作ったらイケてる感じになるのか分からないしんです…(ぶっちゃけ始めてやでw)
営業などでパワーポイントを作り慣れている人だったり、講演を何度もやっている人だったらパワーポイントを作り慣れているかもしれませんが、「看護師」のあなた達は臨床家。
パワーポイントを作るのも慣れておらず、戸惑いますよね?
みなさん、「センスがある人じゃないとイケてるパワーポイントはできない」って誤解をしていませんか?
見せ方にはルールがあり、それを守れば、イケてるスライドが作れるようになります。
本記事を読むことでパワーポイントを作るコツ。「イケてる」パワーポイントを作りの参考になります。参考にしてください。
・自分がパワーポイントを作った学習会は2018年は10回程度。
・監修をしたのは10回程度。
・別ブログで「みやすさ」を意識した記事を書くこと何千文字の記事を300記事ほど。
こうした経験は「人に分かりやすい」ようにした書き方について、一般的な臨床の看護師より遥かに多いかと思います。
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看護師のみなさんへ学習会資料「パワーポイント」を作るコツ
パワーポイントのコツをこの記事で一つ一つ解説していきたいと思います。大事な構成要員をお伝えし、それぞれの詳細を順番にお伝えしたいと思います。
大事な構成要員は4点です。
- 目的がブレない
- 簡潔明瞭で見やすい
- 笑いがある
- すっきりとしたデザイン
これら4点に集約されます。この4点を意識して作ることでより有意義な学習会ができるようになります。
手本
よくあるクソダサいパワーポイントの一例です。
内容一緒でイケてるパワーポイントの一例です。
だいぶスッキリしました。
もちろん、まだまだ改善するポイントはありますが、読みやすさと分かりやすさの2点は最低限クリアして欲しいです。
改善するポイントは後述していきます。
そして、臨床家である看護師の先輩たちに「こいつすげぇ」と認めてもらうためには使える知識を発表しなくてはなりません。
そこで、使える知識の見せ方についてもお伝えします。
目的がブレない
学習会のテーマを選定する上でビックワードを避けることの必要性をお伝えしました。より詳しくピンポイントであるテーマを選定することが大事です。
テーマ選定をしっかりすることで、自分の学習がしやすく、伝わりやすいことが分かっています。
記事はこちら
そして、学習会を行う目的を自分の中でしっかりと持つことがパワーポイントを作る上でのポイントになります。
あなたが先輩から学習会をする目的とは「学習を深めてほしい。」「人に伝える大変さを知ってほしい」です。
ですが、あなたが学習会を行う目的はなんでしょう。
「先輩にやれって言われたから。」
「勉強させることが目的なんでしょ?」
そのような受け身の姿勢では聞く側が学びがあった!この学習会は素晴らしい!と思える学習会ができるはずがありません。
自分が学習会をする上で、パワーポイントをつくる上での思考をいくつか具体的に残します。
・血液ガスの酸塩基平衡が確実に分かってもらえることで、血液ガスデータへの関心を持ってほしい
・呼吸器グラフィックが分かることで、アセスメントに活かせるようにして欲しい
・PEEPの大事さが分かってもらえることで、圧を抜かない吸引の仕方を統一したい
・牽引の意味を分かってもらえることで、正しいポジショニングを知って欲しい
・心の変化を看護理論にあてはめれることで、患者に関わる「なんとなく」をしっかり根拠を持って欲しい
いかがでしょうか。
「血液ガスの酸塩基平衡が確実に分かってもらえることで、血液ガスデータへの関心を持って欲しい」を具体例に説明していきます。
学習会を開催する上で、学習会テーマを具体的にすることが大事とお伝えしました。
それは看護師という臨床家である先輩たちにとっても「使える」知識であることが評価が上がるポイントの一つだからです。アウトプットが上手にできた状態ですね。
先ほど挙げた血液ガスの学習会を行うためのパワーポイントを作ると仮定しましょう。
「血液ガスの酸塩基平衡が確実に分かってもらえることで、血液ガスデータへの関心を持って欲しい」
あなたの学習目標は
- 学習ポイントは血液ガスの酸塩基平衡を理解すること
- パワーポイントのポイントは血液ガスデータへの関心を持ってほしいを意識した作りであること。
関心を持ってもらうことがパワーポイントを作るための大項目、プレゼンテーションをする上で考えて作るポイントになります。
これが目的がブレないことが大事である理由です。
この段階で何を目的に作るかで、パワーポイントの見せ方が大きく変わる言えます。
簡潔明瞭で見やすい
パワーポイントを作成するのにあたり一例をお見せします。
両者の違いは一目瞭然です。
▲情報量が多いスライド
▲情報量が制限されているスライド
両者を見ていただければ、簡潔明瞭で見やすいことがイケているパワーポイントであることは明瞭です。
文字が多すぎない、画像で見せる
注意をしないといけないと、なんとなく分かっていつつも、難しいですよね。
具体的な作る上でのポイントは
- 1ページにつき伝えたいことは1つ。
- 色は3色まで
- 縦横のラインを統一する
- 「文字の形」にこだわる
この4点を守ると、簡潔・明瞭で見やすいパワーポイント作成につながります。
1ページにつき伝えたいことは1つ。
色は3色まで
縦横のラインを統一する
文字の形にこだわる
参考資料があると、ぐっと作りやすくなります。一生ものの知識が本があるだけで手に入る。
買わない手はない。
一冊読んでおけば、以降は困りません。
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