転職を考える看護師さん、まだやれることがあるんじゃない?

今回の内容は、完全に雑談。

私の「今」の考えを吐き出したいなと思います。しかもちょっと意地悪。

転職という単語で記事を読もうかと思っていただいた方には有益な情報にもならないので申し訳ないと思います。

しかし、こういう考え方もあるんだって知れることは、転職を考える看護師さんにちょっと為になるかもしれません。

転職を考えている同僚の話を聞くと、私としては「何も変わらないのにキャリアだけ捨てて馬鹿だな」って思うことが圧倒的に多いです。

転職を考えている看護師さんの圧倒的に多いのは中堅看護師と呼ばれる人たちです。

その中堅と呼ばれる看護師さんは大体3年目〜10年目までがほとんど。

中堅看護師さんの殆どが「今の職場を辞めたい」と考えています。やめたい理由は様々で、私が辞めた方がいいと思う人も中にはいます。

それは、自己実現達成のために明確なビジョンを持ってやめる人。

厳しい言い方ですが、本当に自己実現の達成のために辞める人は今まで3人しか出会ったことがありません。もちろん、旦那の転勤とかは正当な理由だと思っています。

家庭の事情以外に聞く、よく聞く辞めたい理由は

  • 職場環境が合っていない
  • やりたい診療科がある
  • 在宅がやりたい

この3つ。

はっきり言ってこの辺で辞めたい、転職したいっていう人は絶対に成功することはありませんし、馬鹿の極みだなって思います。

家庭環境で仕事を辞めざるを得ない、辞めたいというのであればそれはアリかなと思います。

人生設計をする上で家庭環境は大事だと思いますから。しかし、結婚したから辞めたいという人もいるけど勿体無い。

今の時代、結婚したから仕事をしなくていいなんて富豪に養ってもらわない限り不可能です。

もっと言うなら、そこそこの給料をもらっている看護師が自分の生活レベルを下げるのはかなり大変なのでナンセンスです。

ぶっちゃけ、今の時代、女性であろうともキャリアを考えて一生働いていかなくてはなりません。

なので親族が看護師でこの3つを理由に転職を考えているなら、結構説得すると思います。

これらの理由を紐解くと

・職場環境が合っていない→人間関係が合わない

・やりたい診療科がある→何かに影響された

・在宅がやりたい→流行りに乗ってみた

ぶっちゃけ、こんなもんの短絡的な思考です。

 

真剣に悩んでいる人には「は?」って思うのかもしれませんが、私としては「短絡的で軽率な信用の足らない」看護師仲間って感じです。

というのも、自分の信念が全くないから。

信念があったとしても、行動に伴っていないからです。

 

例えば、職場環境が合わないのであれば改善する方法はいくつもあるはずです。自己啓発であったり、コミュニケーション論を学んだり、カウンセリングを受けたり、異動希望を叶えてもらったり。

この文章を書くのに、全く考えることもなくタイピングをしている私ですら、解決方法をいくつも思いつきます。

異動希望が叶えられないのであればアピールの仕方を変えるなり方法があるはずです。

やりたい診療科があるというのも考えものです。なぜその診療科がいいのでしょうか。診療科が変わって、変われることは新しい知識でしょう。その知識は本では学べないのでしょうか、セミナーに通って、講演会を通して学べないのでしょうか。

私たちの行う看護になんの影響があるのでしょうか。

診療科を変える前に、自分が学ぶ環境はいくらでも自分で調整がきくように思います。

在宅がやりたいというのも、なぜやりたいのでしょうか。寄り添った関係が作りたいなら病棟でもできることでしょう。寄り添うという言葉を持って人の家に上がり込みたいようにしか思えません。

今後到来する在宅の時代に向けてという言葉も聞きますが、どこまで数字で追って知っているのでしょうか。

ちょっとした与太噺だったり、1冊の本であったり、雑誌の影響であったり。

結局物事を知らずに流行りに乗って、在宅をしたいと思っているようにしか感じません。

自分を変えて、やりたい方向性を見つけ、その上で転職をしたい!という人には応援をしたいし、自分の持てる力の限りは助けてあげたいと思います。

転職を考えているあなたは、どれだけ真剣に考えたのでしょうか。

数年のキャリアを捨てることで、給料も変わるし、退職金も変わる。

それらを差し引いても本当にいいの?って思います。

結局、仕事というのはお金を得るための手段で、そのお金を得ることをいかに相手にとって、自分にとって幸せに循環させることが人生における幸せのサイクルなんじゃないかなって思ってます。

当たり障りのないそれっぽい退職理由を考える前に、辞めたいその本心をもう一度思い返して見て欲しいです。

職場のあの人が嫌ならば、働く部門が変わればいいんじゃないでしょうか。

勉強したいことがあるなら、まず学習を深めてみてからでも遅くありません。学習を深めるというのは細分化すること。実際にあった話だと、「心臓外科に行きたい!」と息巻いているくせに、心電図すらろくに読めない、検定試験すら受けない。

学びたいことを細分化し、学習して判断しても良いのではないかなと思います。

在宅がやりたいと言うのならば、看護感を語ってみてほしいです。その看護を語れないほどの、納得させられないほどの思いなら、もう少し思いを考えてからが良いんじゃないかなって思います。

私が利用するなら、私の家族が利用するなら、強い思いを持った看護師に看て欲しいと思います。

例えそれがお金のためでもいいです。お金を得るために他のステーションよりも差別化されたサービスがあるならば。

誰にでも語れる薄っぺらい気持ちでやられるなら、訪問看護の意味もないと思っちゃいます。

 

もちろん、私が仕事をする上で、影響のある人と接する中で、本気で転職を考える人と本気の対談をしたり、私の考えも少しずつ変わっていくでしょうしこの考えが全てではありません。

今の現在の言葉を吐き出した一つの考えでした。

 

 

 

 

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